2007.02.06 Tuesday
しがらみアレルギー
新聞を読むと
東知事の副知事人選案に賛否両論ですが
素人意見を言わせてもらうと
「まだ始まってもいないんだから、注視していましょうよ」
という感じです。
選挙戦で「対しがらみ」「脱しがらみ」をあれだけアピールしてたのに
手のひら返しかいっ・・・って感じる県民が出てくるのは当然ですけど。
ただ「裏切り」とか「失望」というにはあまりに時期尚早というか
まだ決まったわけでもないですしね。
ただ前知事が逮捕という、いったん地に墜ちた県政。
県民は地方に波及しない名ばかりの”景気回復”に苦しんでいるのに
懐肥やしに夢中だったのか!!!という怒りがそう簡単には拭えません。
あれだけ
「保守王国」といわれた宮崎を変える程の怒りだったわけですよね。
(前知事は表出したが、それまではどうだったのかという声は多いです)
しがらみ=悪という法則がトラウマとして県民の頭の中に埋まっている今、東さんはそれすらタブーとしない姿勢であるとも言えます。
もしかしたら我々が頭を柔らかくする必要があるのかもしれません。
”白河の清き流れに魚住まず元の濁りの田沼恋しき”じゃないですが
前も見えなくなるような汚水にしなければよいのであって
誰であろうと「しがらみ」を良い方向に活用してもらえば
県民としては大歓迎なわけです。
(もちろん合法かつ県民に還元される益、という意味です)
良くも悪くも”喉元過ぎれば〜”が私たち人間の悲しい?性。
だから問われているのは
結局我々の審美眼なのではないかな、と思いますが どうでしょう?